京成杯(前走)


京成杯は昨年11月30日から続く中山連続開催の後半戦にあたり、例年、馬場が荒れてスタミナ勝負になりがちな舞台。

しかも中山芝2000mは最後の急坂の影響で後傾ラップを刻むことが多く、上がり勝負になることが珍しくない。

ということで、近年の京成杯の好走馬を確認すると、下記のパターンに該当している馬がしばしば好走していることが分かります。

以下に具体的な好走例を挙げてみましょう。

24年

②アーバンシック(前走百日草特別1着、東京芝2000m上がり最速)2番人気

23年

①ソールオリエンス(前走新馬戦1着、東京芝1800m上がり2位)2番人気

22年

③ヴェローナシチー(前走未勝利戦1着、阪神芝2000m上がり最速)8番人気

21年

①グラティアス(前走新馬戦1着、東京芝2000m上がり最速)1番人気

②タイムトゥヘヴン(前走未勝利戦1着、中山芝2000m上がり最速)2番人気

③テンバガー(前走未勝利戦1着、小倉芝2000m上がり2位)5番人気

20年

①クリスタルブラック(前走新馬戦1着、中山芝1800m上がり最速)7番人気

②スカイグルーヴ(前走新馬戦1着、東京芝2000m上がり最速)1番人気

19年

①ラストドラフト(前走新馬戦1着、東京芝1800m上がり2位)1番人気

③ヒンドゥタイムズ(前走新馬戦1着、阪神芝2000m上がり最速)7番人気

18年

③イェッツト(前走新馬戦1着、中山芝1800m上がり最速)6番人気

17年

①コマノインパルス(前走葉牡丹賞2着、中山芝2000m上がり2位)1番人気

②ガンサリュート(前走未勝利戦1着、京都芝1800m上がり2位)7番人気

③マイネルスフェーン(前走ホープフルS2着、中山芝2000m上がり2位)3番人気

※丸数字は京成杯の着順を示します。

上記の通り過去8年間の京成杯で、好走馬24頭のうち約6割に当たる14頭が該当!

この結果を見る限り、京成杯は上記の好走パターンに該当している馬を狙うのが一つのセオリーと言えそうですね。

ちなみに今年は以下8頭が上記の好走パターンに該当しています。

インターポーザー(前走未勝利戦1着、中京芝2000m上がり最速)

キングノジョー(前走芙 新馬戦1着、東京芝2000m上がり最速)

ゲルチュタール(前走葉牡丹賞2着、中山芝2000m上がり2位)

センツブラッド(前走未勝利戦1着、京都芝2000m上がり2位)

タイセイリコルド(前走未勝利戦1着、京都芝1800m上がり最速)

ニシノエージェント(前走未勝利戦1着、中山芝1800m上がり2位)

パーティハーン(前走未勝利戦1着、京都芝2000m上がり最速)

マテンロウムーブ(前走未勝利戦1着、中京芝2000m上がり最速)

以上、京成杯における前走についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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