秋のGⅠをムキになって取りにくる社台グループですが、2歳GⅠも本気で狙ってくるのはむしろ当然のこと。
今年は阪神JFが京都で開催されるため、春のクラシック初戦(桜花賞)に直結する訳ではありませんが、それでもやはり社台系生産馬は軽視禁物。
以下の通り、2012年以降の12年間を見ても、2014年を唯一の例外として、それ以外の年では毎年社台系生産馬が好走し続けていることが分かります。
23年
①アスコリピチェーノ(生産:ノーザンF)
②ステレンボッシュ(生産:ノーザンF)
22年
①リバティアイランド(生産:ノーザンF)
③ドゥアイズ(生産:ノーザンF)
21年
②ラブリイユアアイズ(生産:社台F)
20年
①ソダシ(生産:ノーザンF)
②サトノレイナス(生産:ノーザンF)
19年
①レシステンシア(生産:ノーザンF)
18年
①ダノンファンタジー(生産:ノーザンF)
②クロノジェネシス(生産:ノーザンF)
③ビーチサンバ(生産:ノーザンF)
17年
①ラッキーライラック(生産:ノーザンF)
②リリーノーブル(生産:ノーザンF)
16年
①ソウルスターリング(生産:社台F)
②リスグラシュー(生産:ノーザンF)
15年
①メジャーエンブレム(生産:ノーザンF)
14年
*社台系生産馬の好走なし
13年
①レッドリヴェール(生産:社台F)
②ハープスター(生産:ノーザンF)
③フォーエバーモア(生産:追分F)
12年
①ローブティサージュ(生産:ノーザンF)
③レッドセシリア(生産:ノーザンF)
※丸数字は阪神JFの着順を示します。
以上の結果を軽く整理すると、過去12年間で馬券に絡んだ36頭中21頭が社台系生産馬。
そして上記の阪神JFで好走した社台系生産馬21頭中17頭がノーザンF生産馬。
・ノーザンF生産馬 :17頭
・他の社台系生産馬 : 4頭
・非社台系生産馬 :15頭
これらの結果から考えると、今年もノーザンF生産馬を中心に狙っていけば的中できそうな感じがしますね。
ちなみに今年出走登録しているノーザンF生産馬は以下の7頭。
《ノーザンF生産馬》
アルマヴェローチェ
ショウナンザナドゥ
ジャルディニエ
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
上位人気が想定されるブラウンラチェットはもちろん有力ですが、他のノーザンF生産馬も十分に好走する可能性がありそうで、私自身注目しています。
以上、阪神JFにおける社台系生産馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。