今回は昨日に引き続き、現在の施行条件に変更されて以降、過去10年間のチャンピオンズCの傾向を確認していきたいと思います。
よかったら読者の皆様の競馬予想の参考にしてください。
(3) 勝ち馬の条件(その1)
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものを大幅にアレンジしたものですが、過去10年間のチャンピオンズCにおいて、勝ち馬は概ね以下4点の共通点がありました。
a. 前走3着以内 :7頭
b. 5歳以下 :8頭
c. 前走4番人気以内 :9頭
d. 前走4角5番手以内:8頭
《チャンピオンズC勝ち馬の傾向-1》

前回の記事にもチャンピオンズCは1年間に2度しかないJRAダートGⅠのため、馬格そのものが求められる重賞と書きましたが、前走4番人気以内、前走3着以内などの傾向を見ると、まさにこのことを証明しているような気がします。
今年の出走馬の中で、上記4点全てに該当している馬は以下の5頭。
アーテルアストレア
ウィルソンテソーロ
サンライズジパング
テーオードレファン
ヤマニンウルス
とりあえず現時点の本命候補として注目したいと思います。
(4) 勝ち馬の条件(その2)
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去6年間の勝ち馬6頭中5頭は、過去3走以内にGⅠ(もしくはJpnⅠ)を勝利した実績があるとのこと。
下記のデータを見ると、該当馬は全て交流GⅠ(もしくはJpnⅠ)を勝利していますので、同様のパターンの馬が出走していれば要注意と考えるべきですね。
《チャンピオンズC勝ち馬の傾向-2》

今年は以下4頭が過去3走以内にGⅠ(もしくはJpnⅠ)を勝利した実績がある馬に該当しています。
ウィルソンテソーロ(前走JBCクラシック1着)
ペプチドナイル(3走前フェブラリーS1着)
ラムジェット(2走前東京ダービー1着)
レモンポップ(前走マイルCS南部杯1着、他)
この4頭は当然ながら軽視禁物だろうと思います。
以上、チャンピオンズCにおける近年の傾向(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。