昨年のジャパンCはイクイノックス、ドウデュース、リバティアイランド、スターズオンアース、タイトルホルダーなどがしのぎを削るハイレベルの一戦となりましたが、今年はやや小ぶりなメンバー構成のように感じるものの、それでもドウデュース、スターズオンアース、チェルヴィニア、ドゥレッツァなどが出走を予定しており、好レースが期待できそうですね。
今回もいつも通りにまずはジャパンCの好走ローテから確認して行きましょう。
2013年以降(過去10年間)のジャパンC好走馬の臨戦過程を以下に記載してみます。
◾️2023年JC
①イクイノックス(前走天皇賞秋1着)
②リバティアイランド(前走秋華賞1着)
③スターズオンアース(前走Vマイル3着)
◾️2022年JC
①ヴェラアズール(前走京都大賞典1着)
②シャフリヤール(前走天皇賞秋5着)
③ヴェルトライゼンデ(前走オールカマー7着)
◾️2021年JC
①コントレイル(前走天皇賞秋2着)
②オーソリティ(前走アルゼンチン共和国杯1着)
③シャフリヤール(前走神戸新聞杯4着)
◾️2020年JC
①アーモンドアイ(前走天皇賞秋1着)
②コントレイル(前走菊花賞1着)
③デアリングタクト(前走秋華賞1着)
◾️2019年JC
①スワーヴリチャード(前走天皇賞秋7着)
②カレンブーケドール(前走秋華賞2着)
③ワグネリアン(前走天皇賞秋5着)
◾️2018年JC
①アーモンドアイ(前走秋華賞1着)
②キセキ(前走天皇賞秋3着)
③スワーヴリチャード(前走天皇賞秋10着)
◾️2017年JC
①シュヴァルグラン(前走京都大賞典3着)
②レイデオロ(前走神戸新聞杯1着)
③キタサンブラック(前走天皇賞秋1着)
◾️2016年JC
①キタサンブラック(前走京都大賞典1着)
②サウンズオブアース(前走京都大賞典4着)
③シュヴァルグラン(前走アルゼンチン共和国杯1着)
◾️2015年JC
①ショウナンパンドラ(前走天皇賞秋4着)
②ラストインパクト(前走天皇賞秋12着)
③ラブリーデイ(前走天皇賞秋1着)
◾️2014年JC
①エピファネイア(前走天皇賞秋6着)
②ジャスタウェイ(前走凱旋門賞8着)
③スピルバーグ(前走天皇賞秋1着)
※丸数字はジャパンCの着順を示します。
好走馬を見ると前走天皇賞秋組(14頭)、前走京都大賞典組(4頭)で合計18頭。
3歳馬の場合は前走神戸新聞杯組(2頭)、前走秋華賞組(4頭)が目立つくらいですね。
過去10年間の好走馬30頭中24頭が前走天皇賞秋組、前走京都大賞典組、前走神戸新聞杯組、前走秋華賞組となりますので、とりあえずこの4つの臨戦馬を確認しておきたいと思います。
(以下、丸数字は各レースの着順を示します)
《前走天皇賞秋出走馬》
①ドウデュース
④ジャスティンパレス
⑦ソールオリエンス
⑭ダノンベルーガ
《前走京都大賞典出走馬》
⑦プリダリア
⑪ブローザホーン
《前走秋華賞出走馬》
①チェルヴィニア
《前走神戸新聞杯出走馬》
無し
ここまででピックアップされた馬を眺めた印象ですが、やはりドウデュース、ジャスティンパレス、チェルヴィニアが有力そうに感じますね。
中でも天皇賞秋を完勝したドウデュース、秋華賞勝ち馬のチェルヴィニアは、上位人気確実とはいえ、当然ながら軽視は禁物だろうと思います。
以上、ジャパンCにおける好走ローテについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。