本日は今年のJRAホームページに掲載されているデータの中から、3つをピックアップしてご紹介したいと思います。
よかったら予想の参考にして下さい。
(1) キャリア5〜8戦の馬が有力
過去10年間の菊花賞好走馬を見ると、キャリア5〜8戦の馬が好成績を残しているとのこと。
以下のデータによると、キャリア5〜8戦の馬が9-7-10-87(3着内率 23.0%)と、好走馬30頭中26頭が該当していますので、単純にキャリア5〜8戦の馬が狙い目と考えるべきでしょう。
*2024年JRAホームページより引用
今年は該当馬が非常に多いので、逆にキャリア5〜8戦以外の馬を確認すると、以下の4頭が該当していました。
ウエストナウ(キャリア3戦)
コスモキュランダ(キャリア10戦)
ノーブルスカイ(キャリア9戦)
ピースワンデュック(キャリア4戦)
この4頭は割り引きが必要ですが、特にキャリア9戦以上の馬は過去10年間、ほぼ全滅の状態ですので、コスモキュランダ、ノーブルスカイの2頭は消しが正解のように感じています。
(2) ルメール騎手の独断場
元々、長距離戦は騎手の能力が非常に重要とされていますが、過去10年間の菊花賞においてもルメール騎手の独断場のような状態が続いています。
*2024年JRAホームページより引用
ちなみに9月以降の重賞に限っても、以下の通り無双の状態が続いていますので、やはりルメール騎手は軽視禁物ですね。
《ルメール騎手重賞勝利実績(9月以降)》
京成杯AH1着:アスコリピチェーノ
セントライト記念1着:アーバンシック
オールカマー1着:レーベンスティール
毎日王冠1着:シックスペンス
秋華賞1着:チェルヴィニア
府中牝馬S1着:ブレイディヴェーグ
菊花賞は単純にルメール騎手騎乗馬を狙うのも十分にあり得る戦略だと思います。
(3) 2走続けて上位人気の馬が有力
過去8年間の菊花賞勝ち馬は、全て前走3番人気以内で、かつ菊8頭中7頭は花賞当日も4番人気以内に支持されていたとのこと。
*2024年JRAホームページより引用
菊花賞当日の人気はもちろん推定するしかありませんが、インターネット記事の想定オッズを参考にすると、以下5頭が要注意となりそうですね。
アーバンシック(前走2番人気)
コスモキュランダ(前走1番人気)
メイショウタバル(前走2番人気)
へデントール(前走1番人気)
アドマイヤラテ(前走1番人気)
最終的には当日(あるいは前日)のオッズを見ながら微修正しますが、上記5頭の中から1〜2頭が馬券に絡んでも全く不思議はないと考えています。
以上、菊花賞におけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。