菊花賞(前走)


本日は菊花賞の好走ローテを確認していきたいと思います。

よかったら菊花賞予想な参考にして下さい。

(1) 前走神戸新聞杯組が有力

重要なステップレースはやはり前走神戸新聞杯組。

前走神戸新聞杯出走馬の菊花賞成績は、過去10年間で5-4-4-52(3着内率:20.0%)と好成績を残しています。

とはいえ2021年、2023年と近年は続けざまに前走神戸新聞杯組が不発に終わっている点は気になるものの、それ以外の年は毎年連対馬が出ているように、いわゆる主要ローテといっても間違いは無さそうですね。

23年

*前走神戸新聞杯組の好走なし

22年

②ボルドグフーシュ(前走神戸新聞杯3着)

③ジャスティンパレス(前走神戸新聞杯1着)

21年

*前走神戸新聞杯組の好走なし

20年

①コントレイル(前走神戸新聞杯1着)

19年

①ワールドプレミア(前走神戸新聞杯3着)

③ヴェロックス(前走神戸新聞杯2着)

18年

②エタリオウ(前走神戸新聞杯2着)

17年

①キセキ(前走神戸新聞杯2着)

16年

①サトノダイヤモンド(前走神戸新聞杯1着)

③エアスピネル(前走神戸新聞杯5着)

15年

②リアルスティール(前走神戸新聞杯2着)


③リアファル(前走神戸新聞杯1着)

14年

①トーホウジャッカル(前走神戸新聞杯3着)

②サウンズオブアース(前走神戸新聞杯2着)

※丸数字は菊花賞の着順を示します。

とりあえず過去10年間の該当馬を並べてみましたが、馬券に絡んだ13頭中12頭は全て神戸新聞杯で3着以内に好走していた馬。

このように見ていくと、神戸新聞杯で3着以内に入線した馬には細心の注意が必要ですね。

ちなみに今年の出走登録馬の中で前走神戸新聞杯3着以内馬は以下の2頭。

①メイショウタバル
③ショウナンラプンタ

※丸数字は着順を示します。

過去データから考えると、神戸新聞杯勝ち馬のメイショウタバルはもちろんのこと、3着馬のショウナンラプンタも軽視禁物だろうと思います。

(2) 前走セントライト記念組は要注意

昨日は菊花賞における好走ローテ、神戸新聞杯組をチェックしましたが、もう一つのトライアルレース、セントライト記念組は、以前は菊花賞の前哨戦とはいえないような不振傾向が続いていました。

しかし近年の好走率を見ると、神戸新聞杯組とさほどの違いもなく、2019年以降は前走セントライト記念組が5年連続馬券に絡んでいますので、近年は前走神戸新聞杯と同様の主要ローテと考えるべきですね。

ちなみに前走セントライト記念組の成績は、過去10年間で3-3-2-39(3着内率 17.0%)。

とりあえず以下に前走セントライト記念組の好走パターンを軽くまとめてみましょう。

23年

③ソールオリエンス(前走セントライト記念1番人気2着)1番人気

22年

①アスクビクターモア(前走セントライト記念1番人気2着)2番人気

21年

①タイトルホルダー(前走セントライト記念1番人気13着)4番人気

②オーソクレース(前走セントライト記念5番人気3着)3番人気

20年

③サトノフラッグ(前走セントライト記念1番人2着)5番人気

19年

②サトノルークス(前走セントライト記念8番人気2着)8番人気

18年

*前走セントライト記念組の好走無し

17年

②クリンチャー(前走セントライト記念4番人気9着)10番人気

16年

*前走セントライト記念組の好走無し

15年

①キタサンブラック(前走セントライト記念6番人気1着)5番人気

14年

*前走セントライト記念組の好走無し

※丸数字は菊花賞の着順を示します。

前走セントライト記念組から菊花賞の3着内に好走した馬をピックアップしてみましたが、2017年のクリンチャーと2021年のタイトルホルダーを除く6頭はセントライト記念で3着以内に好走した馬。

上記の傾向から判断する限り、セントライト記念組は3着内に好走した馬以外は無視しても良さそうですね。

ちなみに今年の出走登録馬を確認すると、前走セントライト記念好走馬は以下3頭。

①アーバンシック 2番人気
②コスモキュランダ 1番人気
③エコロヴァルツ 3番人気

※丸数字は着順を示します。

上記の好走ローテから何頭かの馬がピックアップされますが、今年は前走日本ダービー勝ち馬のダノンデサイルがエントリーしていますので、好走ローテからの注目馬として、以下の6頭を挙げたいと思います。

メイショウタバル(前走神戸新聞杯1着)
ショウナンラプンタ(前走神戸新聞杯3着)
アーバンシック(前走セントライト記念1着)
コスモキュランダ(前走セントライト記念2着)
エコロヴァルツ(前走セントライト記念3着)
ダノンデサイル(前走日本ダービー1着)

最終的な評価はもう少し他のデータを確認してからになりますが、現時点では本命馬はこの6頭の中から選択したいと考えています。

以上、菊花賞におけるローテーションについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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