この週末の勝負レース。
土曜日の中京メイン、ダート重賞のシリウスSは2着・3着抜けの完敗。
例年、阪神ダート2000mで開催されるシリウスSが、今年も2020年、2021年、2022年に引き続き中京ダート1900mで開催されるということで、過去の傾向からのアプローチが難かった一面もありましたが…
近年は毎年のように差し馬が穴を開けている傾向を考慮して、前々走の平安Sで上がり最速の末脚を繰り出し、2着に好走したハピから勝負したものの、全く見せ場が無いままに10着に大敗。
ハピは一昨年、中京ダート1900mで開催されたシリウスSで2着に連対した実績があっただけに、もう少し走るだろうと考えていましたが、うまく行かなかったですね。
更に単勝13番人気で3着に食い込んだフタイテンロックも完全なノーマークで、今年のシリウスSはかすりもしない敗戦とはいえ、総じて難しいレースだったと思います。
阪神、中日と開催場所がころころ替わるので、このようなレースは勝負レースに指定すべきでは無いとも考えましたが、この辺りは来年に向けての課題とさせて頂きます。
【シリウスS予想と結果】
◎ ⑮ハピ
○ ⑪ヴィクティファルス
▲ ⑩カンピオーネ 4着
☆ ④ロコポルティ 5着
△ ①ハギノアレグリアス 1着
△ ⑨ビヨンドザファザー
△ ⑤ヴァンヤール
そして日曜日のスプリンターズSは、☆→△→△の決着で敗退。
このレースはデータ分析で上位のポイントだったウインマーベル、サトノレーヴの評価を下げて、あえて香港馬のビクターザウィナーから勝負したものの、勝ち馬に0.4秒差の6着に敗退。
更に単勝9番人気で穴馬として狙っていた(特注評価)ルガルが、ラストの直線で先頭に立つと、後ろから猛追してきたトウシンマカオ、ナムラクレアを振り切ってまさかの完勝劇。
そもそもビクターザウィナーの短期逃げを想定していたのに、ハイペースで飛ばしたピューロマジックについて行けず、よもやの4番手追走と、この時点で敗戦を覚悟したのですが、それにしてもその1列前、3番手を追走していたルガルが、あのハイペースの中でも脚色が落ちずに勝ち切ったのですから、この馬は相当に強い。
というより、ルガルは高松宮記念でも1番人気に支持された素質馬だけに、この馬を本命に指名することも考えていたものの…
この馬は骨折休養明け初戦ということで、どうしても(本命指名に)思い切れなかったことが最大の敗因のような気がして、悔いの残る一戦だったと思います。
鞍上の西村騎手はデビュー7年目にして初のGⅠ制覇とのことで、レース後のインタビューで「(レースのことを)何も覚えていない」と繰り返し話していたことが印象的でしたが、今後このコンビで短距離界を席巻してくれることを期待しています。
【スプリンターズS予想と結果】
◎ ⑭ビクターザウィナー
○ ③ウインマーベル 5着
▲ ⑦マッドクール
☆ ⑬ルガル 1着
△ ⑥ママコチャ 4着
△ ②トウシンマカオ 2着
△ ⑫サトノレーヴ
△ ⑤ナムラクレア 3着
以上のように9月最終戦は今イチの結果に終わってしまいましたが、次回からは10月戦線が始まりますので、気分も新たにまた競馬予想に取り組んで行きたいと思います。
それではまたお会いしましょう。