今回は主に今年のJRAホームページから、気になる好走データを3つご紹介します。
よかったらレース(オールカマー)攻略の参考にしてください。
(1) 4・5歳馬が優勢
過去10年間のオールカマーの結果を見ると4・5歳馬、特に4歳馬が高い好走率を挙げていることが分かります。
4歳馬:5-4-3-12(3着内率 50.0%)
5歳馬:5-4-5-37(3着内率 27.5%)
6歳馬:0-2-1-27(3着内率 10.0%)
7歳〜:0-0-1-29(3着内率 3.3%)
今年は以下3頭が4歳馬に該当していますが、過去データから考えれば注意が必要だろうと思います。
《4歳馬》
サヴォーナ
ニシノレヴナント
レーベンスティール
(2) 牝馬優勢
過去10年間のオールカマーの結果を見ると、牡馬・せん馬に比べて、牝馬が高い好走率を挙げていることが分かります。
牡・せん:5-7~93(3着内率 18.4%)
牝馬 :5-3-1-12(3着内率 42.9%)
今年は以下1頭の牝馬が出走を予定しており、やはり注意が必要だろうと思います。
《牝馬》
サリエラ
(3) 芝2200mのGⅠ・GⅡで5着以内に好走した実績のある馬が有力
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去5年間のオールカマー好走馬は、2021年2着馬のウインキートス、2023年3着馬のゼッフィーロを除いて、全て芝2200mのGⅠ・GⅡで5着以内に好走した実績を持つ馬でした。
23年
①ローシャムパーク セントライト記念(GⅡ)3着
②タイトルホルダー 宝塚記念(GⅠ)1着
22年
①ジェラルディーナ 京都記念(GⅡ)4着
②ロバートソンキー 神戸新聞杯(GⅡ)3着 *2020年神戸新聞杯は中京芝2200mで開催
③ウインキートス 前年オールカマー(GⅡ)2着
21年
①ウインマリリン エリザベス女王杯(GⅠ)4着
③グローリーヴェイズ 京都新聞杯(GⅡ)4着
20年
①センテュリオ エリザベス女王杯(GⅠ)4着
②カレンブーケドール 京都記念(GⅡ)2着
③ステイフーリッシュ 京都記念(GⅡ)3着
19年
①スティッフェリオ セントライト記念(GⅡ)4着
②ミッキースワロー AJCC(GⅡ)2着
③グレイル セントライト記念(GⅡ)3着
18年
①レイデオロ 京都記念(GⅡ)3着
②アルアイン 京都記念(GⅡ)2着
③ダンビュライト 宝塚記念(GⅠ)5着
今年は以下9頭がこのパターンに該当していますが、この中から好走馬3頭が出る可能性もあり、私自身注目しています。
キラーアビリティ 京都記念(GⅡ)5着
ステラヴェローチェ 日経新春杯(GⅡ)2着
ナイママ 京都新聞杯(GⅡ)4着
ラーグルフ セントライト記念(GⅡ)5着
リカンカブール 京都新聞杯(GⅡ)4着
レーベンスティール セントライト記念(GⅡ)1着
ロバートソンキー 2022年オールカマー(GⅡ)2着
以上、オールカマーにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。