過去10年間のエプソムCの結果を見ると、2014〜2018年の5年間は1・2番人気の馬が毎年連対していたものの、2019〜2023年は1・2番人気の馬で連対したのは昨年の勝ち馬、ジャスティンカフェのみとかなり極端な結果。
特に2020年は3連単421万馬券(3連複73万馬券)の超高配当が飛び出しており、近年は一筋縄では行かないような傾向が明確ですね。
23年:1番人気→7番人気→4番人気
22年:4番人気→8番人気→2番人気
21年:3番人気→6番人気→2番人気
20年:9番人気→5番人気→18番人気
19年:5番人気→7番人気→1番人気
18年:2番人気→4番人気→5番人気
17年:5番人気→1番人気→6番人気
16年:1番人気→3番人気→6番人気
15年:2番人気→1番人気→4番人気
14年:2番人気→4番人気→8番人気
上記の期間のうち、7番人気以下の穴馬が馬券に絡んだ5年間のケースをチェックすると、以下の通り4年間は馬場状態が悪化した年。
23年:1番人気→7番人気→4番人気 *稍重
22年:4番人気→8番人気→2番人気 *重
20年:9番人気→5番人気→18番人気 *不良
19年:5番人気→7番人気→1番人気 *稍重
14年:2番人気→4番人気→8番人気 *良
この結果からは、雨が降れば波乱の可能性が高まると単純に考えるべきかも知れません。
さて、今回はエプソムCの好走馬の年齢をチェックしておきたいと思いますが、過去9年間のエプソムCのデータを確認すると、毎年4歳馬が好走し続けていて、しかも9年間で4歳馬が10連対していることが分かります。
23年:5歳馬→ 4歳馬→4歳馬
22年:4歳馬→5歳馬→5歳馬
21年:5歳馬→ 4歳馬→4歳馬
20年:6歳馬→6歳馬→4歳馬
19年:4歳馬→4歳馬→5歳馬
18年:4歳馬→5歳馬→6歳馬
17年:5歳馬→ 4歳馬→4歳馬
16年:4歳馬→6歳馬→6歳馬
15年:4歳馬→4歳馬→6歳馬
過去9年間の好走馬27頭中14頭が4歳馬とかなり極端な成績ですが、この傾向は近年更に加速しているようにも感じますね。
いずれにしてもこれらデータを見る限り、今年も本命候補は4歳馬を中心に考えることが基本になりそうな気がします。
今年の出走登録馬の中で、好走率の高い4歳馬に該当しているのは以下の5頭。
〈4歳馬〉
シルトホルン
ジェイパームス
マイネルケレリウス
ラケマーダ
レーベンスティール
過去データから考えると、今年も上記5頭の中から何頭かは馬券に絡む可能性が高そうに感じますね。
先ほど書いたことと重複しますが、エプソムCの本命馬は4歳馬から選ぶ。
とりあえずこれは的中のための一つのセオリーのように感じています。
以上、エプソムCにおける好走馬の年齢についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。