今回は共同通信杯における3つのマイナスデータと1つの好走データをご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(1) 前走5番人気以下:0-2-2-27(過去9年)
過去9年間の数字を上記に記載しましたが、実際には過去20年以上遡っても勝ち馬の出ていないマイナスデータ。
22年は該当馬のビーアストニッシド(前走5番人気)が3着に入線しており、無条件に切るのは危険とはいえ、共同通信杯は比較的堅い決着の年が多い重賞ですので、前走で5番人気以下だった馬は割り引きと考えても良さそうですね。
今年は以下3頭がこのマイナスデータに該当しています。
エンヤラヴフェイス
パワーホール
ミスタージーティー
この4頭の中でミスタージーティーは前走GⅠ(ホープフルS)5着と決して悪い成績ではないため、このデータだけで無印にするのは危険ですが、残りの2頭は原則消しが正解だと思います。
(2) 前走6着以下:0-1-1-25(過去9年)
汗をかきにくく馬体の絞りにくい冬場のレースは、近走で好調な馬がそのまま好走しがちなことは過去の記事にも書きましたが、近年の共同通信杯の結果を見ても、前走6着以下に凡走した馬からは勝ち馬が出ていません。
今年は以下2頭が該当していますが、この2頭は全て前項と重複していますので、基本的に消しが正解のように感じています。
エンヤラヴフェイス
パワーホール
(3) 4着以下が複数回ある馬:0-1-1-34(過去11年)
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、キャリアの中で複数回4着以下に敗れた経験のある馬は、過去11年間で0-1-1-34とほぼ全滅。
今年は以下1頭のみがこのマイナスデータに該当しています。
エンヤラヴフェイス
(4) 前走新馬戦1着馬に要注意
近年の共同通信杯の結果を見ると、前走新馬戦1着馬の好走が目立ちます。
23年
②タッチウッド 前走新馬戦(阪神)1着
22年
①ダノンベルーガ 前走新馬戦(東京)1着
21年
②ヴィクティファルス 前走新馬戦(阪神)1着
③シャフリヤール 前走新馬戦(京都)1着
20年
③フィリオアレグロ 前走新馬戦(東京)1着
19年
前走新馬戦1着馬の好走なし
18年
②サトノソルタス 前走新馬戦(東京)1着
*丸数字は着順を示します。
今年の出走馬の中では以下2頭がこのパターンに該当していますので、やはり軽視は禁物だろうと思います。
ジャスティンミラノ 前走新馬戦(東京)1着
ベラジオボンド 前走新馬戦(阪神)1着
以上、共同通信杯における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。