これは毎年書いていることですが、共同通信杯はセレクトセールによって取り引きされた馬がしばしば好走している舞台。
以下に過去の好走例を記載してみます。
23年
③ ダノンザタイガー 1番人気
(2億9,700万円)
*セレクトセール経由馬は2頭出走
22年
① ダノンベルーガ 3番人気
(1億7,280万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
21年
セレクトセール経由の好走馬なし
*セレクトセール経由馬は4頭出走
20年
② ビターエンダー 4番人気
(セレクトセール3,888万円)
*セレクトセール経由馬は2頭出走
19年
②アドマイヤマーズ 1番人気
(セレクトセール5,616万円)
*セレクトセール経由馬は1頭のみ出走
18年
②サトノソルタス 3番人気
(セレクトセール9,504万円)
*セレクトセール経由馬は3頭出走
17年
①スワーヴリチャード 2番人気
(セレクトセール1億6,740万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
16年
②イモータル 5番人気
(セレクトセール5,250万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
15年
セレクトセール経由の好走馬なし
*セレクトセール経由馬は2頭出走
14年
③サトノアラジン 2番人気
(セレクトセール1億3,650万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
13年
①メイケイペガスター 4番人気
(セレクトセール3,150万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
12年
②ディープブリランテ 1番人気
(セレクトセール3,255万円)
*セレクトセール経由馬は4頭出走
※上記丸数字は着順を示します。
2012年以降(過去12年間)の共同通信杯を振り返ってみましたが、セレクトセール経由馬の成績は3-5-2-28(3着内率:26.3%)。
以前に比べるとセレクトセール経由馬の好走率が下降傾向とはいえ、この12年間でセレクトセール経由馬が馬券に絡まなかったのは、2015年と2021年の2回のみですので、今年も注目の好走データになりそうですね。
ちなみに今年の出走登録馬の中で、セレクトセール経由馬は以下の3頭。
ショーマンフリート(3,190万円)
フォスターボンド(3,080万円)
ミスタージーティー(9,020万円)
過去の傾向から考えると、ショーマンフリート、ミスタージーティーなどは要注意の1頭と言えるでしょう。
以上、共同通信杯におけるセレクトセールに関する見解でした。
それではまたお会いしましょう。