2015〜2017年(3年間)の有馬記念は非社台の馬が5頭(キタサンブラックが3度・ゴールドアクターが2度)好走して、一時はやや影が薄くなった印象もあった社台系生産馬ですが、この時期を過ぎた後の5年間は、社台系ノーザンF生産馬がほぼ馬券圏内を独占しており、なんだかんだ言っても社台系生産馬は侮れません。
以下に社台系生産馬の好走事例をピックアップしてみましたが、過去10年間で馬券に絡んだ30頭中22頭が社台系生産馬といった、圧倒的な好成績を挙げていることが分かります。
22年
①イクイノックス(生産:ノーザンF)※3歳馬
②ボルドグフーシュ(生産:社台F)※3歳馬
③ジェラルディーナ(生産:ノーザンF)※4歳馬
21年
①エフフォーリア(生産:ノーザンF)※3歳馬
② ディープボンド【非社台】※4歳馬
③クロノジェネシス(生産:ノーザンF)
20年
①クロノジェネシス(生産:ノーザンF)※4歳馬
②サラキア(生産:ノーザンF)
③フィエールマン(生産:ノーザンF)
19年
①リスグラシュー(生産:ノーザンF)
②サートゥルナーリア(生産:ノーザンF)※3歳馬
③ワールドプレミア(生産:ノーザンF)※3歳馬
18年
①ブラストワンピース(生産:ノーザンF)※3歳馬
②レイデオロ(生産:ノーザンF)※4歳馬
③シュヴァルグラン(生産:ノーザンF)
17年
①キタサンブラック【非社台】
②クイーンズリング(生産:社台F)
③シュヴァルグラン(生産:ノーザンF)
16年
①サトノダイヤモンド(生産:ノーザンF)※3歳馬
②キタサンブラック【非社台】※4歳馬
③ゴールドアクター【非社台】
15年
①ゴールドアクター【非社台】※4歳馬
②サウンズオブアース(生産:社台F)※4歳馬
③キタサンブラック【非社台】※3歳馬
14年
①ジェンティルドンナ(生産:ノーザンF)
②トゥザワールド(生産:ノーザンF)※3歳馬
③ゴールドシップ【非社台】
13年
①オルフェーヴル(生産:白老F)
②ウインバリアシオン(生産:ノーザンF)
③ゴールドシップ【非社台】※4歳馬
※丸数字は有馬記念の着順を示します。
過去5年間に限定すれば好走馬15頭中13頭がノーザンF生産馬で、更に3〜4歳馬が毎年のように好走。
今年の出走登録馬の中で、以下9頭がノーザンF生産馬に該当していますが、特に3〜4歳馬の5頭には要注意ですね。
タスティエーラ 3歳馬
ドゥラエレーデ 3歳馬
ハーパー 3歳馬
ジャスティンパレス 4歳馬
ドウデュース 4歳馬
シャフリヤール 5歳馬
スルーセブンシーズ 5歳馬
アイアンバローズ 6歳馬
ディアスティマ 6歳馬
現時点では3〜4歳のノーザンF生産馬5頭の中から本命馬を選択したいと考えています。
以上、有馬記念における社台系生産馬についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。