本日はいくつかのマイナスデータを活用して、本命候補の絞り込みをしてみます。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(1) 4着以下に敗れたことのある馬は割り引き
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去4着以下に敗れた経験のある馬は、2013年以降の11年間で0-2-1-98と、ほぼ馬券に絡んでいません。
非常に単純なデータですが、やはり2歳GⅠで好走するような馬のほとんどは、一般のレースで馬券圏内を外すことはないのでしょう。
今年は以下の4頭がこのマイナスデータに該当しています。
キャットファイト
クイックバイオ
テリオスルル
ドナベティ
(2) キャリア4戦以上の馬は割り引き
このデータは今年のJRAホームページでも紹介されていますが、キャリア4戦以上の馬は過去10年間の阪神JFにおいて、0-1-0-50とほぼ全滅。
やはり早熟度が重視される2歳最初のGⅠだけに、多くのキャリアを積んでこのレースに駒を進めてきた、いわゆる叩き上げタイプの馬は割り引いて考えるべきでしょう。
今年はキャリア4戦以上の馬に、以下5頭が該当しています。
クイックバイオ
コラソンビート
シカゴスティング
ドナベティ
ナナオ
(3) 前走2・3着で勝ち馬に0.2秒差以上の着差をつけられた馬は割り引き
このデータも今年のJRAホームページでも紹介されているものですが、前走2・3着で勝ち馬に0.2秒差以上の着差をつけられた馬は、過去10年間で0-1-1-15と苦戦傾向とのこと。
*2023年JRAホームページより引用
今年は以下2頭がこのパターンに該当していますので、やはり割り引きが必要だろうと思います。
サフィラ
ミライテーラー
(4) 前走新馬戦・未勝利戦の馬は割り引き
過去10年間のデータを見ても、前走新馬戦・未勝利戦の馬は、0-1-0-22とほぼ馬券に絡んでいません。
2歳戦とはいえGⅠだけに、新馬戦・未勝利戦を勝ち上がっただけの馬が好走できる余地はほとんど無いと考えるべきでしょう。
今年は以下1頭のみがこのパターンに該当しています。
ニュージェネラル
これらマイナスデータ全てに該当していない馬は以下の8頭。
アスコリピチェーノ
カルチャーデイ
コスモディナー
スウィープフィート
ステレンボッシュ
スプリングノヴァ
プシプシーナ
ルシフェル
今年は穴馬ばかりがピックアップされた感じもしますが、今年の阪神JFは混戦模様だけに、この中から複数頭の好走馬が出る可能性も十分にありそうと考えています。
以上、阪神JFにおけるマイナスデータについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。