チャンピオンズC(近年の傾向-2)


今回は昨日に引き続き、現在の施行条件に変更されて以降、過去9年間のチャンピオンズCの傾向を確認していきたいと思います。

よかったら読者の皆様の競馬予想の参考にしてください。

(3) 外枠不振

このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去9年間のチャンピオンズCにおいて、14〜16番の大外枠を引いた馬が1頭も馬券に絡んでいないとのこと。

軽く調べてみると、この9年間で14〜16番を引いた5番人気以内の上位人気馬6頭全てが凡走していますので、やはり極端な外枠を引いた馬は割り引きが必要だろうと思います。

*2023年JRAホームページより引用

《14〜16番を引いた5番人気以内の馬》

21年:16番カフェファラオ 4番人気11着
20年:15番クリソベルリ 1番人気4着
17年:14番サウンドトゥルー 2番人気11着
16年:15番モーニン 5番人気7着
14年:14番コパノリッキー 1番人気12着
14年:15番インカンテーション 4番人気10着

(4) 勝ち馬の条件

このデータも今年のJRAホームページに掲載されているものを一部アレンジしたものですが、過去9年間のチャンピオンズCにおいて、勝ち馬の全てに以下3点の共通点があるとのこと。

《チャンピオンズC勝ち馬の傾向》

*2023年JRAホームページより引用(一部改変)

前回の記事にも、チャンピオンズCは1年間に2度しかないJRAダートGⅠのため、馬の格そのものが求められると書きましたが、前走5番人気以内、前走5着以内などの傾向を見ると、まさにこのことを証明しているような気がします。

今年の出走馬の中で、上記3点全てに該当している馬は以下の11頭。

アーテルアストレア
アイコンテーラー
ウィルソンテソーロ
セラフィックコール
ゼットリアン
テーオーケインズ
ノットゥルノ
ハギノアレグリアス
プロミストウォリア
メイショウハリオ
レモンポップ

思った以上に該当馬が多数ピックアップされましたが、今後おそらく除外、回避する馬も出ますので、もう少し本命候補が絞れてくるだろうと思います。

以上、チャンピオンズCにおける近年の傾向(その2)についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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