今回は2つのデータからジャパンCの傾向を確認してみたいと思います。
皆様の予想の参考にして下さい。
(1) コース実績
このデータは今年のJRAホームページに掲載されている好走データですが、過去10年間のジャパンCにおいて、好走馬30頭中19頭は東京芝2400mのGⅠで3着以内に好走した実績があるとのこと。
東京芝2400mのGⅠとは、日本ダービー、オークス、ジャパンCの3レースしかありませんので、これら3重賞で3着以内に好走した実績のある馬には要注意と考えるべきですね。
※2023年JRAホームページより引用
今年の出走登録馬の中で、東京芝2400mで3着以内の実績がある馬は以下の5頭。
イクイノックス
*2022年 日本ダービー2着
ヴェラアズール
*2022年 ジャパンC1着
スターズオンアース
*2022年 オークス1着
ドウデュース
*2022年 日本ダービー1着
リバティアイランド
*2023年 オークス1着
(2) 枠順
近年のジャパンCの結果を眺めて感じるのは、枠順による有力不利が相当大きいのではないかということ。
過去9年間の好走馬27頭中、実に19頭が6番より内枠を引いた馬で、近年の傾向からは内枠圧倒的有力といった結果になっています。
しかも3番より内枠を引いた馬がこの9年間は毎年、合計12頭が好走!
22年:6番→15番→3番
21年:2番→7番→4番
20年:2番→6番→5番
19年:5番→1番→2番
18年:1番→8番→11番
17年:1番→2番→4番
16年:1番→12番→17番
15年:15番→3番→1番
14年:4番→1番→15番
枠順からのアプローチは個人的にはあまり好きではありませんが、ここまで偏った傾向が出ている以上、迷ったら内枠は一つのセオリーかも知れません。
以上、ジャパンCにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。