昨日に引き続きアルゼンチン共和国杯の好走データを2つご紹介します。
近年の傾向を確認すると共に、レース攻略のための参考にして下さい。
(3) 前走GⅠ出走馬
この傾向は2021年のJRAホームページに紹介されていたものをアレンジしたものですが、過去7年間のアルゼンチン共和国杯において、前走GⅠ出走馬の成績が4-1-0-5と、3着内率で実に50%に達しているとのこと。
このデータを見る限り、前走GⅠ出走馬を狙うのがセオリーになるだろうと思います。
ちなみに今年の該当馬は以下の3頭。
テーオーロイヤル(前走ジャパンC)
ハーツイストワール(前走ジャパンC)
ヒュミドール(前走天皇賞春)
上記の中でテーオーロイヤルとハーツイストワールは前走が昨年11月のレースですので、この傾向に該当していると言えるのか少し迷うところですが、それでもこの3頭は軽視禁物だろうと思います。
(4) 前走4角通過順位
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものをアレンジしたものですが、前走のレースで4コーナーを3〜4番手で通過した馬が、2-3-4-22(3着内率 29.0%)と高い好走率を挙げているとのこと。
逆に前走4コーナー通過順位が10番手以下だった馬は、2-1-2-53 (3着内率 8.6%)と低い好走率に留まっています。
このデータを見る限り、前走後ろからのレースをした馬は原則割り引きで、前走前々からレースした馬、中でも4コーナー通過時点で3〜4番手といった絶好の位置に付けていた馬、要するにスムーズな競馬ができる馬が有利ということかも知れません。
今年の該当馬は以下の通りです。
《プラスデータ:前走4角3〜4番手》
アーティット
アリストテレス
セファーラジエル
テーオーソラネル
テーオーロイヤル
《マイナスデータ:前走4角10番手以下》
アサマノイタズラ
インプレス
ヒュミドール
フォワードアゲン
プリュムドール
マイネルウィルトス
ユーキャンスマイル
以上、アルゼンチン共和国杯における好走データ(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。