今週は3日間で毎日王冠の好走データを幾つか確認して行きたいと思います。
このレースは近年、堅い決着の連続であまり配当妙味は期待できないかも知れませんが、よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(1) 同年GⅠ・GⅡ実績
近年の毎日王冠の結果を見ると、
「同年のGⅠ・GⅡで3着以内の好走実績有」
このパターンに該当する馬が、2015年以降の8年間で5-7-2-23(連対率37.8%)と好成績を挙げていることがわかります。
以下に該当馬の好走例を挙げてみましょう。
22年
①サリオス(1番人気)
*該当馬4頭
21年
①シュネルマイスター(1番人気)
②ダノンキングリー(2番人気)
③ポタジェ(4番人気)
*該当馬7頭
20年
①サリオス(1番人気)
②ダイワキャグニー(4番人気)
*該当馬2頭
19年
①ダノンキングリー(1番人気)
②アエロリット(2番人気)
③インディチャンプ(3番人気)
*該当馬4頭
18年
①アエロリット(1番人気)
②ステルヴィオ(3番人気)
*該当馬5頭
17年
②サトノアラジン(5番人気)
*該当馬5頭
16年
②アンビシャス(3番人気)
*該当馬6頭
15年
②ディサイファ(4番人気)
*該当馬4頭
※2015年以降の8年間:5-7-2-23
※丸数字は毎日王冠の着順を示します。
ほぼ全てが上位人気馬という点は玉に瑕(きず)とはいえ、これだけ続くと当然今年も注目のデータになりそうですね。
ちなみに今年の出走登録馬の中でこのデータをクリアしている馬は以下の4頭。
エエヤン(NZT1着)
シュネルマイスター(安田記念3着、他)
ソングライン(安田記念1着、他)
フェーングロッテン(金鯱賞2着)
今年はGⅠを既に3勝しているソングラインが1番人気に支持される可能性もありますが、上記の中から複数頭が好走する可能性もありそうで、私自身も大いに注目しています。
(2) 3歳馬に要注意
近年の毎日王冠の結果を見ると、3歳馬の活躍が目立ちます。
22年
*3歳馬の出走なし
21年
① シュネルマイスター
*3歳馬の出走は1頭のみ
20年
①サリオス
*3歳馬の出走は2頭
19年
①ダノンキングリー
*3歳馬の出走は2頭
※丸数字は毎日王冠の着順を示します。
2022年は3歳馬の出走が無かったので、好走馬がいないのは当たり前のことですが、その前は2019年〜2021年まで3歳馬が3連勝。
この4年間で3歳馬は5頭しか出走しておらず、成績が3-0-0-2ですので、これは軽視禁物ですね。
ちなみに今年の該当馬は以下の2頭。
エエヤン
エルトンバローズ
近年の成績を考えれば、要注意の2頭だと考えています。
以上、毎日王冠における好走データ(その1)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。