セントライト記念(好走データ-2)


今回はセントライト記念の好走データの中から、私が注目しているものを2つピックアップしてご紹介します。

セントライト記念攻略の参考にして下さい。

(1) 社台系生産馬

セントライト記念は秋のクラシックに直結する重賞のため、社台系生産馬が活躍するのはむしろ当然のこととはいえ、近年はやたらと社台系生産馬(中でも特にノーザンF生産馬)の好走が目立ちます。

特に直近7年間に限定すれば、以下の通り12頭のノーザンF生産馬が好走しています。

22年

①ガイアフォース(生産:追分F)
②アスクビクターモア(生産:社台F)
③ローシャムパーク(生産:ノーザンF)

21年

②ソーヴァリアント(生産:社台F)
③オーソクレース(生産:ノーザンF)

20年

②サトノフラッグ(生産:ノーザンF)

19年

①リオンリオン(生産:ノーザンF)
②サトノルークス(生産:ノーザンF)

18年

②レイエンダ(生産:ノーザンF)
③グレイル(生産:ノーザンF)

17年

①ミッキースワロー(生産:ノーザンF)
②アルアイン(生産:ノーザンF)
③サトノクロニクル(生産:ノーザンF)

16年

②ゼーヴィント(生産:ノーザンF)
③プロディガルサン(生産:ノーザンF)

※丸数字は着順を示します。

ここまで明確な傾向が続いている以上、今年も社台系生産馬には細心の注意が必要のようですね。

今年は6頭の社台系生産馬が出走していますが、この中から複数頭の馬が好走する可能性は高いと考えています。

【ノーザンF生産馬】

キングズレイン
セブンマジシャン
ドゥラエレーデ

【社台F生産馬】

アームブランシュ
シャザーン
ソールオリエンス

(2) 勝ち馬の条件

このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去11年間の勝ち馬11頭中9頭は、以下のいずれかに該当しています。

a. 3歳時に重賞勝利実績あり:7頭
b. 3歳時の重賞で勝ち馬に0.1秒以内の好走実績あり:2頭

今年このパターンに該当しているのは以下の3頭。

ソールオリエンス 皐月賞1着

シルトホルン ラジオNIKKEI賞0.1秒差2着

レーベンスティール ラジオNIKKEI賞0.1秒差3着

この3頭はとりあえず現時点の本命候補として注目しています。

以上、セントライト記念における好走データについての見解(その2)でした。

それではまたお会いしましょう。


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