今回は前回、前々回に引き続き、残りの好走データを確認して行きたいと思います。
よかったら皆様の新潟記念予想の参考にしてください。
(5) 栗東所属騎手が好成績
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、近年の新潟記念は、栗東所属騎手が過去10年間で6-5-4-30(3着内率 33.3%)の好成績を挙げています。
新潟記念は関東圏の新潟競馬場で開催されますが、この好走率の差を見る限り、やはり狙い目は栗東所属騎手になりせうですね。
今年は以下4頭が栗東所属騎手騎乗馬に該当しています。
グランオフィシエ(菱田騎手)
サリエラ(ルメール騎手)
プラダリア(池添騎手)
マイネルウィルトス(M.デムーロ騎手)
(6) 血統
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去の新潟記念はディープインパクト産駒の好走が目立っていたものの、過去5年間で見るとこの傾向が少し変化しており、父か母父にキングカメハメハの血を持つ馬が、実に7頭も馬券に絡んでいるとのこと。
22年
②ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
21年
③クラヴェル(母父キングカメハメハ)
20年
①ブラヴァス(父キングカメハメハ)
②ジナンボー(母父キングカメハメハ)
19年
①ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
②ジナンボー(母父キングカメハメハ)
18年
①ブラストワンピース(母父キングカメハメハ)
*丸数字は新潟記念の着順を示します。
この結果を見る限り、父か母父にキングカメハメハの血を持つ馬は要注意ですね。
今年は以下4頭が該当しています。
グランオフィシエ(父キングカメハメハ)
ノッキングポイント(母父キングカメハメハ)
ブラヴァス(父キングカメハメハ)
ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ)
(7) 勝ち馬の条件
このデータも今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の勝ち馬10頭中9頭は以下aを、その9頭中8頭は以下bをクリアしていたとのこと。
a. 前走GⅠか7・8月のGⅢ
b. 7・8月の重賞で連対実績あり
今年も上記2点をクリアしている馬には要注意と考えるべきでしょう。
今年の該当馬はは以下1頭のみ。
マイネルウィルトス
1頭しか該当していませんので、当然ながら上位に評価したいと思います。
以上、新潟記念における好走データについての見解(その3)でした。
それではまたお会いしましょう。