本日は今年の北九州記念で気になるデータを2つご紹介します。
よかったら皆様のレース予想の参考にしてください。
(1) 前走
このデータは今年のJRAホームページにも掲載されているものですが、北九州記念の過去10年間の結果を見ると、特に前走アイビスSD組か前走CBC賞組の臨戦馬が好成績を残していることが分かります。
*2023年JRAホームページより引用
前走アイビスSDに出走して、上がり3位以内の末脚を繰り出した馬が、北九州記念でしばしば好走していることは昨日の記事に書いた通りですが、前走CBC賞組も過去10年間で8頭好走しており、当然ながら軽視は禁物。
ちなみに今年上記のローテーションから臨戦する馬は以下の6頭。
《前走アイビスSD》
①ロードベイリーフ
⑤レジェーロ
⑨スティクス
《前走CBC賞》
①ジャスパークローネ
④トゥラベスーラ
⑧テイエムスパーダ
*丸数字は各レースの着順を示します。
上記の中でも特に注意すべきは前走CBC賞の上位入線馬、ジャスパークローネ、トゥラヴェスーラ、前走アイビスSD勝ち馬のロードベイリーフの3頭のように感じています。
(2) 勝ち馬の傾向
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2014年以降(過去11年間)の勝ち馬11頭中10頭は全て、以下2点をクリアしているとのこと。
a. 7月から9月1週目までのレースで1勝以上
b. 同期間のレースで3着内率50%以上
なお、昨年の勝ち馬は上記bには該当していなかったものの、7月から9月第1週までのレースで勝利実績がありましたので、やはり夏場のレースは夏に強い馬を狙うことがセオリーなのかも知れません。
*2021年JRAホームページデータ改変
ちなみに今年は以下8頭がこのパターンに該当しています。
クリノマジン 1-1-0-1(66.7%)
サンキューユウガ 1-2-0-1(75.0%)
ジャスパークローネ 2-0-0-0(100.0%)
スマートリアン 1-0-0-1(50.0%)
テイエムスパーダ 2-1-0-2(60.0%)
デュガ 1-0-1-2(50.0%)
ママコチャ 1-0-0-0(100.0%)
ロンドンプラン 2-0-0-0(100.0%)
以上、北九州記念における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。