札幌ダート1700mは先行馬有利な舞台。
よほどペースが速くなれば差し馬有利な流れに変わることもありますが、2015〜2022年(函館開催の2021年を除く7年間)のエルムSの結果を見ると、2019年を除いて6度逃げた馬(もしくは4コーナー先頭の馬)が馬券に絡んでいることが分かります。
22年
②ウェルドーン 2-2-2-1 6番人気
21年
*函館開催のため対象外
20年
③アナザートゥルース 2-2-2-1 5番人気
19年
*逃げ馬の好走無し
18年
②ドリームキラリ 1-1-1-1 3番人気
17年
③ドリームキラリ 1-1-1-1 8番人気
16年
③モンドクラッセ 1-1-1-1 1番人気
15年
③エーシンモアオバー 1-1-1-2 7番人気
※丸数字は着順を示します。
もちろん当日どの馬が逃げるかは分かりませんが、別の角度から過去の好走馬を再確認すると、前走4コーナーを3番手以内に通過した馬が11頭好走しており、このパターンからのアプローチは有効かも知れませんね。
22年
①フルデプスリーダー 前走:3-2-3-3
②ウェルドーン 前走:2-2-2-2
21年
*函館開催のため対象外
20年
③アナザートゥルース 前走: 5-5-2-2
19年
*該当馬の好走無し
18年
①ハイランドピーク 前走:2-2-1-1
③ミツバ 前走:6-6-5-2
17年
②テイエムジンソク 前走:1-1-1-1
③ドリームキラリ 前走:1-1-1-1
16年
①リッカルド 前走:2-2-2-2
②クリノスターオー 前走:2-2-2-2
③モンドクラッセ 前走:2-2-2-1
15年
③エーシンモアオバー 前走:2-2-3-2
※丸数字は着順を示します。
今年の出走登録馬の中で、「前走で4コーナー3番手以内だった馬」は以下の7頭。
アシャカトブ
タイセイサムソン *
ペレヌス
ペプチドナイル *
ルコルセール *
ロードヴァレンチ *
ワールドタキオン *
そして*印を付けた5頭は昨日ご紹介した好走パターンにも該当していた馬で、やはり軽視は禁物だろうと思います。
以上、エルムSにおける好走パターン(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。