今回は今年の七夕賞において、私が注目している好走データを3つご紹介します。
よかったら七夕賞攻略の参考にして下さい。
(1) 前走芝2200m超の馬は割り引き
このデータは2021年のJRAホームページに掲載されていたものを大幅にアレンジしたものですが、過去7年間の七夕賞において、前走の距離が芝2200mを越える馬は1頭も勝てていません。
それどころかこの7年間で3着以内に入線した馬21頭を確認すると、22年2着ヒートオンビート(前走天皇賞春、芝3200m) 、19年3着ロードヴァンドール(前走天皇賞春、芝3200m)、17年3着ソールインパクト(前走芝2400m)の3頭以外は、全て前走の距離が芝2200m以下だった馬。
《七夕賞勝ち馬の前走距離》
22年
①エヒト 前走芝2200m
21年
①トーラスジェミニ 前走芝1600m
20年
①クレッシェンドラヴ 前走芝2000m
19年
①ミッキースワロー 前走芝1800m
18年
①メドウラーク 前走芝1600m
17年
①ゼーヴィント 前走芝2200m
16年
①アルバートドック 前走芝1800m
今年は以下5頭が前走芝2200m超のマイナスデータに該当しています。
エヒト 前走芝3000m
ククナ 前走芝2600m
グランオフィシエ 前走芝2400m
サンレイポケット 前走芝3200m
スタッドリー 前走芝2400m
前記の通り、22年2着ヒートオンビート、19年3着ロードヴァンドールと、前走天皇賞春(芝3200m) 出走馬が好走しているため、サンレイポケットは軽視禁物のような気がしますが、他の馬は割り引きが必要だろうと思います。
(2) 7歳以上の関東馬は割り引き
近年の七夕賞は関東馬が好成績を挙げているものの、7歳以上の関東馬となると全くといって馬券に絡んでいません。
2005年以降の18年間を見ても、7歳以上の関東馬は0-0-0-54と全滅。
1頭も3着内に好走していませんので、これはさすがに手を出しにくいですね。
今年の出走馬の中では以下1頭が7歳以上の関東馬に該当しています。
トーラスジェミニ
過去の七夕賞の傾向から考えると、大幅な割引きが必要だろうと思います。
(3) 勝ち馬の条件
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものをアレンジしたものですが、過去10年間の勝ち馬には以下2点の共通点があるとのこと。
a. 4歳〜6歳(10頭中9頭)
b. OPクラス芝1800m〜芝2200mの勝利実績あり(10頭中8頭)
今年は以下8頭が上記2点をクリアしていますので、この中から勝ち馬が出る可能性も十分にあるような気がします。
エヒト
カレンルシェルブル
ガロアクリーク
ショウナンマグマ
セイウンハーデス
フェーングロッテン
ホウオウイクセル
ホウオウエミューズ
以上、七夕賞における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。