ラジオNIKKEI賞は非根幹距離の芝1800mで開催される重賞のため、やはり近走の非根幹距離実績が重要なポイントになりますね。
ラジオNIKKEI賞の過去データをチェックしても、近走で非根幹距離の重賞に出走していた馬がちょくちょく馬券に絡んでいることが分かります。
22年
③ サトノヘリオス(前々走スプリングS3着、中山芝1800m)2番人気
21年
② ワールドリバイバル(前々走スプリングS6着、中山芝1800m)11番人気
20年
*該当馬の好走なし
19年
①ブレイキングドーン(前走京都新聞杯6着、京都芝2200m)3番人気
18年
①メイショウテッコン(前々走京都新聞杯5着、京都芝2200m)2番人気
17年
*該当馬の好走なし
16年
③アーバンキッド(前々走毎日杯2着、阪神芝1800m)5番人気
15年
①アンビシャス(前々走毎日杯3着、阪神芝1800m)1番人気
14年
①ウインマーレライ(前々走スプリングS8着、中山芝1800m)5番人気
②クラリティシチー(3走前スプリングS3着、中山芝1800m)1番人気
13年
①ケイアイチョウサン(4走前共同通信杯8着、東京芝1800m)8番人気
②カシノピカチュウ(3走前ファルコンS2着、中京芝1400m)14番人気
③アドマイヤドバイ(3走前きさらぎ賞3着、芝京都1800m)5番人気
※丸数字はラジオNIKKEI賞の着順を示します。
以上の通り、過去10年間で2017年・2020年を除いて毎年該当馬が好走しています。
非根幹距離重賞の着順はほぼ10着以内と、必ずしも好走馬ばかりではないことから、時々穴馬が引っかかっている点も要チェック。
ラジオNIKKEI賞は経験の浅い3歳馬の重賞ですので、近走で非根幹距離の重賞に使われることで、一種の予行演習(試走)のような効果が期待できるのかも知れません。
とりあえずの好走条件として、
「近3走以内に非根幹距離重賞に出走し、一桁着順に入線した馬」
この条件に当てはまる馬を狙っていくこと。
これがラジオNIKKEI賞攻略の一つのポイントになるような気がします。
ちなみに今年の出走登録馬の中で、上記条件に該当する馬は以下の6頭。
エマヌエーレ(前走毎日杯5着、阪神芝1800m)
オメガリッチマン(前走京都新聞杯6着、京都芝2200m)
グラニット(前々走スプリングS4着、中山芝1800m)
コレペティトール(前走共同通信杯7着、東京芝1800m)
シルトホルン(3走前スプリングS9着、中山芝1800m)
ドンデンガエシ(前々走スプリングS8着、中山芝1800m)
過去データから考えると、上記の馬は軽視禁物だろうと思います。
以上、ラジオNIKKEI賞における非根幹距離実績についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。