宝塚記念(JRAホームページより)


今回は今年のJRAホームページに掲載されているデータを幾つか確認しておきましょう。

よかったら皆様の予想の参考にして下さい。

(1) キャリア22戦以内の馬が有力

元々、近年の宝塚記念は4・5歳馬が強いレースで、高齢馬がなかなか好走できない重賞。

今年のJRAホームページに以下のデータが掲載されていますが、このデータを見る限り、キャリア23戦以上のベテランは相当苦戦すると考えるべきでしょう。

※2023年JRAホームページより引用

今年は以下5頭がキャリア23戦以上のマイナスデータに該当しています。

〈キャリア23戦以上〉

ヴェラアズール 23戦
カラテ 36戦
ポッケリーニ 25戦
モズベッロ 27戦
ユニコーンライオン 25戦

(2) 牝馬が好成績

近年の古馬GⅠ戦線は牝馬の活躍が目立ちますが、宝塚記念も例外ではありません。

近年の宝塚記念を振り返ってみても、2023年はデアリングタクトが3着に入線していますが、それ以前も2021年、2022年とクロノジェネシスが連覇したのを始め、2019年の勝ち馬リスグラシュー、2017年の3着馬ミッキークイーン、2016年の勝ち馬マリアライトなど、ほとんど毎年のように牝馬が好走しています。

※2023年JRAホームページより引用

今年は以下3頭の牝馬が参戦していますが、何頭かが馬券に絡んでも全く不思議はないだろうと考えています。

ジェラルディーナ
スルーセブンシーズ
ライラック

(3) 阪神競馬場のGⅠで2着以内に入線した実績のある馬が有力

過去4年間の好走馬12頭中9頭は、阪神競馬場のGⅠで2着以内に入線した実績があったとのこと。

以下の通り、阪神競馬場のGⅠで2着以内に入線した実績がある馬は3着内率も非常に高く、やはり軽視は禁物だろうと思います。

※2023年JRAホームページより引用

今年の該当馬は以下の7頭。

アスクビクターモア(22年菊花賞1着)

ジェラルディーナ(22年エリザベス女王杯1着)

ダノンザキッド(22年マイルCS2着、22年安田記念6着)

ディープボンド(22年天皇賞春2着、21年天皇賞春2着)

モズベッロ(21年大阪杯2着)

ユニコーンライオン(21年宝塚記念2着)

ライラック(22年エリザベス女王杯2着)

過去データから考えると、この中から何頭かが馬券に絡む可能性もありそうで、私自身大いに注目しています。

以上、宝塚記念におけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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