過去9年間のエプソムＣの結果を見ると、2014〜2018年の5年間は1・2番人気の馬が毎年連対していたものの、2019〜2022年は1・2番人気の馬が全く連対できない極端な結果。

特に2020年は3連単421万馬券（3連複73万馬券）の超高配当が飛び出しており、近年は一筋縄では行かないような傾向が明確ですね。

22年：4番人気→8番人気→2番人気
21年：3番人気→6番人気→2番人気
20年：9番人気→5番人気→18番人気
19年：5番人気→7番人気→1番人気

18年：2番人気→4番人気→5番人気
17年：5番人気→1番人気→6番人気
16年：1番人気→3番人気→6番人気
15年：2番人気→1番人気→4番人気
14年：2番人気→4番人気→8番人気

上記の期間のうち、7番人気以下の穴馬が馬券に絡んだ4年間のケースをチェックすると、以下の通り3年間は馬場状態が悪化した年。

22年：4番人気→8番人気→2番人気　＊重
20年：9番人気→5番人気→18番人気　＊不良
19年：5番人気→7番人気→1番人気　＊稍重
14年：2番人気→4番人気→8番人気　＊良

この結果からは、あるいは雨が降れば波乱の可能性が高まると考えるべきかも知れません。

さて、今回はエプソムＣの好走馬の年齢をチェックしておきたいと思いますが、過去8年間のエプソムＣのデータを確認すると、毎年4歳馬が好走し続けていて、しかも8年間で4歳馬が9連対していることが分かります。

22年：4歳馬→5歳馬→5歳馬
21年：5歳馬→ 4歳馬→4歳馬
20年：6歳馬→6歳馬→4歳馬
19年：4歳馬→4歳馬→5歳馬
18年：4歳馬→5歳馬→6歳馬
17年：5歳馬→ 4歳馬→4歳馬
16年：4歳馬→6歳馬→6歳馬
15年：4歳馬→4歳馬→6歳馬

過去8年間の好走馬24頭中12頭が4歳馬とかなり極端な成績ですが、この傾向は近年更に加速しているようにも感じます。

いずれにしてもこれらデータを見る限り、今年も本命候補は4歳馬を中心に考えることが基本になりそうですね。

今年の出走登録馬の中で、好走率の高い4歳馬に該当しているのは以下の6頭。

〈4歳馬〉

インダストリア
カワキタレブリー
ショウナンマグマ
マテンロウスカイ
ヤマニンサルバム
ルージュエヴァイユ

過去データから考えると今年も上記6頭の中から何頭かは馬券に絡むような気がしますね。

先ほど書いたことと重複しますが、エプソムＣの本命馬は4歳馬から選ぶ。

とりあえずこれは的中のための一つのセオリーのように感じています。


以上、エプソムＣにおける好走馬の年齢についての見解でした。

それではまたお会いしましょう。