今回は昨日に引き続き安田記念の好走データを確認していきたいと思います。
皆様の安田記念攻略の参考にしてください。
(3) 同年OPクラスの単勝人気
このデータは2020年のJRAホームページに掲載されていたものを一部アレンジしたものですが、2017年から2022年の連対馬12頭中9頭は、
「同年に出走した国内OPクラスのレースで1・2番人気に支持された経験があり、かつ3番人気以下となった経験がなかった」
といった共通点がありました。
最近は間隔を開けて出走する馬が好走する傾向にあるものの、それでも近年の安田記念は年明け以降のレースで常に上位人気に支持されていた馬が好走していることは留意しておくべきでしょう。
22年
①ソングライン(Vマイル2番人気)
②シュネルマイスター(マイルCS2番人気)
21年
②グランアレグリア(Vマイル1番人気、大阪杯2番人気)
20年
①グランアレグリア(高松宮記念2番人気)
②アーモンドアイ(Vマイル1番人気)
19年
①インディチャンプ(東京新聞杯1番人気、マイラーズC2番人気)
②アエロリット(Vマイル2番人気)
18年
①モズアスコット(阪急杯1番人気、マイラーズC2番人気、安土城S1番人気)
17年
①サトノアラジン(スプリングC1番人気)
※丸数字は安田記念の着順を示します。
ちなみに今年は以下の10頭がこのパターンに該当しています。
ガイアフォース(AJCC1番人気)
シュネルマイスター(マイラーズC1番人気)
ジャックドール(大阪杯2番人気)
ジャスティンカフェ(ダービー卿CT2番人気、東京新聞杯1番人気)
ジャスティンスカイ(マイラーズC2番人気)
ダノンスコーピオン(京王杯SC1番人気)
ドルチェモア(NZT1番人気)
ナミュール(Vマイル2番人気、東京新聞杯2番人気)
メイケイエール(高松宮記念1番人気)
レッドモンレーヴ(京王杯SC2番人気、ダービー卿CT2番人気)
過去データから考えると、この中から複数頭が好走する可能性は高いと感じています。
(4) 前走1番人気馬に要注意
近年の安田記念は国内のレース、海外のレースに関わらず、前走1番人気に支持された馬が連続して好走しています。
該当馬の全てが安田記念で1・2番人気に支持されていますので、配当妙味は期待できませんが、軸馬候補としては信頼できるだろうと考えています。
22年
②シュネルマイスター(前走ドバイターフ1番人気8着)2番人気
21年
②グランアレグリア(前走Vマイル1番人気1着)1番人気
20年
②アーモンドアイ(前走Vマイル1番人気1着)1番人気
③インディチャンプ(前走マイラーズC1番人気1着)1番人気
19年
③アーモンドアイ(前走ドバイターフ1番人気1着)1番人気
*丸数字は着順を示します。
今年は以下3頭が前走1番人気の好走パターンに該当しています。
シュネルマイスター(前走マイラーズC1番人気1着)
ダノンスコーピオン(前走京王杯SC1番人気11着)
メイケイエール(前走高松宮記念1番人気12着)
以上、安田記念における好走データ(その2)についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。