今回はNHKマイルCにおいて、近年のJRAホームページに掲載されている過去データを軽く確認しておきたいと思います。
よかったらNHKマイルC攻略の参考にしてください。
(1) 好走条件(その1)
このデータは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、NHKマイルCは以下3つを全てクリアしている馬の好走確率が高く、直近2年を見ても2021年は1着馬・3着馬が、2022年は1着馬・2着馬このパターンに該当していました。
《NHKマイルC好走条件-1》
a. 3度以上の連対実績あり
b. 年明け以降の出走回数3回以下
c. 前走1・2番人気
さっそく今年の出走登録馬をチェックしたところ、以下6頭がこれら3つの好走パターンをクリアしています。
エエヤン(連対数3、年明け出走回数3、前走2番人気)
カルロヴェローチェ(連対数3、年明け出走回数2、前走1番人気)
クルゼイロドスル(連対数3、年明け出走回数1、前走2番人気)
ショーモン(連対数3、年明け出走回数2、前走2番人気)
ドルチェモア(連対数3、年明け出走回数1、前走1番人気)
ユリーシャ(連対数3、年明け出走回数2、前走1番人気)
過去の傾向から考えれば、要注意の6頭のように感じています。
(2) 好走条件(その2)
この好走データは2018年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2012年以降2017年までの6年間の勝ち馬、及び2019年、2022年の勝ち馬は全て以下の3つの項目をクリアしています。
《NHKマイルC好走条件-2》
a. 年明け以降2回以上出走
b. 年明け以降全て同じ騎手
c. 本番でも同一騎手が騎乗
年明け以降2戦以上、プラス本番となりますので、少なくとも3戦以上連続して同一騎手が騎乗している馬が高い確率で勝っていますね。
やはり走ると感じた馬を騎手の方が離さないのか、あるいは若い3歳馬だけに同じ騎手の方が安心して走れるのか?
近年では2018年、2020年、2021年が空振りに終わっているとはいえ、今年も注目の好走データになるだろうと思います。
今年の出走馬の中では以下6頭がa・bをクリアしており、当日同一騎手の場合、上記3条件を全てクリアとなります。
ウンブライル(ルメール)
エエヤン(M.デムーロ)
サトノヴィレ(三浦皇)
タマモブラックタイ(幸)
モリアーナ(武藤)
ユリーシャ(松山)
※括弧内は直近2走の騎乗騎手。
近年はこのデータが不発の年も目立ちますが、それでも軽視は禁物だろうと思います。
(3) 当日3番人気以内 & OPクラス芝1600m勝利実績有りの馬が有力
このデータは2022年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、OPクラスの芝1600mで勝利実績のある馬のうち、単勝3番人気以内に支持された馬は、過去11年間で5-4-2-9(3着内率55.0%)と極めて高い好走率を挙げています。
今年は以下5頭の馬がOPクラス芝1600mの勝利実績を持っていますので、当日3番人気以内に支持されれば即座に本命候補と考えるべきでしょう。
エエヤン(ニュージーランドT1着)
オールパルフェ(デイリー杯2歳S1着)
クルゼイロドスル(ジュニアC1着)
ドルチェモア(朝日杯FS1着)
ユリーシャ(エルフィンS1着)
以上、NHKマイルCにおけるJRAホームページ掲載データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。