過去7年間のマイラーズCにおける社台系生産馬の好走状況を確認したところ、3着内21頭中12頭が社台系生産馬。
但し、桜花賞、皐月賞、天皇賞春と続くGⅠ戦線の谷間ということもあり、非社台の馬も普通に馬券に絡んでいますし、現在の競馬界を支配するノーザンF生産馬の好走がやや少ない印象を受けますね。
22年
①ソウルラッシュ(非社台)4歳
② ホウオウアマゾン(ノーザンF)4歳
③ ファルコニア(社台F) 5歳
21年
①ケイデンスコール(ノーザンF)6歳
②アルジャンナ(ノーザンF)4歳
③カイザーミノル(非社台)5歳
20年
①インディチャンプ(ノーザンF)5歳
②ベステンダンク(非社台)8歳
③ヴァンドギャルド(社台F)4歳
19年
①ダノンプレミアム(非社台F)4歳
②グァンチャーレ(非社台)7歳
③パクスアメリカーナ(非社台)4歳
18年
①サングレーザー(追分F)4歳
②モズアスコット(非社台)4歳
③エアスピネル(社台F)5歳
17年
①イスラボニータ(白老F)
6歳
②エアスピネル(社台F)4歳
③ヤングマンパワー(ノーザンF)5歳
16年
①クルーガー(ノーザンF)4歳
②ダノンシャーク(非社台)8歳
③クラレント(非社台)7歳
※丸数字はマイラーズCの着順を示します。
上記赤字で記載した社台系のパターンを眺めて気付くことですが、
ノーザンF生産馬:6頭
社台F生産馬 :4頭
白老F生産馬 :1頭
追分F生産馬 :1頭
非社台 :9頭
こうして並べてみれば明確なように、ノーザンF生産馬以外の社台系の活躍も目立ちますし、上記4・5歳馬の好走も目立ちますね。
今年出走している社台系生産馬は以下4頭だけですが、中でも4・5歳馬に該当している3頭は要注意だろうと思います。
◼️ノーザンF生産馬
グラティアス 5歳
ジャスティンスカイ 4歳
◼️社台F生産馬
エアロロノア
◾️追分F生産馬
ガイアフォース 4歳
以上、マイラーズCにおける社台系についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。