近年の桜花賞は、2021年の勝ち馬ソダシ(前走阪神JF1着)、2020年の勝ち馬デアリングタクト(前走エルフィンS1着)、2019年の勝ち馬グランアレグリア(前走朝日杯FS3着)、2018年の勝ち馬アーモンドアイ(前走シンザン記念1着)など、近年はトライアルレースを挟まず桜花賞に直行して好走するケースが目立つものの、桜花賞に臨むローテーションの中で、最も好走馬を排出しているのは前走チューリップ賞からの臨戦馬。
以下のデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の桜花賞で馬券に絡んだ30頭中18頭が前走チューリップ賞からの臨戦馬ですので、まずはこのパターンに該当している馬を確認しておきましょう。
今年の前走チューリップ賞組をピックアップすると、以下の7頭が該当。
【前走チューリップ賞組】
①モズメイメイ(7番人気)
②コナコースト(6番人気)
③ペリファーニア(2番人気)
④ルミノメテオール(3番人気)
⑥ダルエスサラーム(8番人気)
⑦キタウイング(5番人気)
⑮ドゥーラ(1番人気)
※丸数字はチューリップ賞の着順を示します。
ちなみに前走チューリップ賞組は1・2着馬と1・2番人気馬がちょくちょく好走していますので、上記7頭の中では特にモズメイメイ、コナコースト、ペリファーニャ、ドゥーラの4頭が注目になりますね。
次に前走におけるマイナスデータを3つご紹介しますが、以下の該当馬はほぼ連対しておらず、他に強調材料が無ければやはり割り引きが必要だろうと思います。
◾️桜花賞マイナスデータ
a. 前走Fレビュー出走馬
b. 前走アネモネS出走馬
c. 前走6番人気以下
上記のマイナスデータには、それぞれ以下の馬が該当しています。
〈前走Fレビュー出走馬〉
①シングザットソング
②ムーンプローブ
③ジューンオレンジ
⑥ブトンドール
⑫リバーラ
〈前走アネモネS出走馬〉
①トーセンローリエ
②コンクシェル
⑩ミスヨコハマ
〈前走6番人気以下〉
コナコースト
コンクシェル
シンリョクカ
ジューンオレンジ
ダルエスサラーム
ハーパー
ミシシッピテソーロ
ムーンプローブ
メイクアスナッチ
モズメイメイ
ユリーシャ
以上、桜花賞の前走についての見解でした。
それではまたお会いしましょう。