本日は昨日に引き続き、私が注目している中山記念の好走データを2つをご紹介します。
よかったら皆様の予想の参考にして下さい
(1) 逃げ・先行馬
「開幕週の中山は前が止まらない」
これはよく言われる言葉ですが、中山記念の過去データを確認しても、逃げ・先行馬がしばしば馬券に絡んでいることが分かります
22年
①パンサラッサ(コーナー別順位:1-1-1-1)2番人気
21年
③ウインイクシード(コーナー別順位:2-2-2-1)7番人気
20年
③ソウルスターリング(コーナー別順位:2-2-2-2)6番人気
19年
②ラッキーライラック(コーナー別順位:2-2-2-2)6番人気
18年
②アエロリット(コーナー別順位:2-2-2-2)5番人気
③マルターズアポジー(コーナー別順位:1-1-1-1)6番人気
17年
①ネオリアリズム(コーナー別順位:3-2-2-3)3番人気
③ロゴタイプ(コーナー別順位:1-1-2-2)7番人気
16年
*該当馬の好走なし
15年
②ロゴタイプ(コーナー別順位:2-2-2-1
14年
*該当馬の好走なし
13年
③シルポート(コーナー別順位:1-1-1-1)8番人気
※丸数字は着順を示します。
とりあえず過去10年間を振り返ってみましたが、この間に8度は逃げか2番手を走った馬が馬券に絡んでいることが分かります。
どの馬が先行するかを正確に当てるのは難しいのですが、今年の出走馬の中で先行しそうな馬をあえてピックアップするなら以下の3頭になりますかね?
ショウナンマグマ(前走コーナー別順位:6-6)
*直近5走で3度の逃げ、1度2番手
ドーブネ(前走コーナー別順位:1-1-1)
*直近5走で2度の逃げ
リューベック(前走コーナー別順位:4-4-4-4)
*直近5走で2度の逃げ
直前の厩舎情報などを確認して、逃げを匂わせるようなコメントのある陣営の馬には特に注意が必要だろうと思います。
(2) 芝2000m実績
これは2019年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2011年以降の中山記念勝ち馬12頭を確認すると、11頭が「直近の芝2000mの重賞において1着、もしくは1着とタイム差無しの2・3着に好走」した実績を持っていることが分かります。
中山記念は非根幹距離実績が重要なポイントになるとはいえ、近年は近走で芝2000m実績を持つ馬がしばしば好走しているのは要注意のポイントで、今年も当然ながら無視はできないだろうと思います。
22年
①パンサラッサ(前々走福島記念1着)
21年
①ヒシイグアス(前走中山金杯1着)
20年
① ダノンキングリー(4走前皐月賞タイム差無し3着)
19年
①ウインブライト(前走中山金杯1着)
18年
①ウインブライト(前走中山金杯タイム差無し2着)
17年
①ネオリアリズム(3走前札幌記念1着)
16年
①ドゥラメンテ(前々走皐月賞1着)
15年
①ヌーヴォレコルト(前々走秋華賞タイム差無し2着)
14年
①ジャスタウェイ(前走天皇賞秋1着)
13年
不発
12年
①フェデラリスト(前走中山金杯1着)
11年
①ヴィクトワールピサ(6走前皐月賞1着)
※丸数字は中山記念の着順を示します。
ちなみに今年の該当馬は以下の3頭。
スタニングローズ(前々走秋華賞1着)
ソーヴァリアント(前走チャレンジC1着)
ラーグルフ(前走中山金杯1着)
この3頭は昨日のデータでもピックアップされていましたので、とりあえず本命候補として注目しています。
以上、中山記念における好走データについての見解(その2)でした。
それではまたお会いしましょう。