今週は中山記念を取り上げたいと思いますが、本日は私が注目している好走データを2つご紹介したいと思います。
よかったら中山記念攻略の参考にして下さい。
(1) 前走
過去10年間の好走馬30頭中25頭は前走で国内の重賞に出走していたことが分かります。
《前走クラス別成績》
前走GⅠ:6-4-3-22(3着内率 37.1%)
前走GⅡ:0-0-3-20(3着内率 13.0%)
前走GⅢ:3-4-2-23(3着内率 28.1%)
前走OP:0-1-1-21(3着内率 8.7%)
前走海外:1-1-1-6(3着内率 33.3%)
*上記計:10-10-10-92
そして好走馬のうち、前走が国内レースだった馬の前走の人気をチェックすると、ほぼ5番人気以内に支持されています。
《前走人気別成績》
5番人気以内:8-7-6-33(3着内率 38.9%)
6番人気以下:1-2-2-54(3着内率 8.5%)
*前走海外の馬を除く
要するに「前走重賞に出走&5番人気以内に支出されていた馬」に要注意と言えそうですね。
今年は以下の5頭がこの好走パターンに該当しています。
イルーシヴパンサー(前走京都金杯5番人気1着)
スタニングローズ(前走エリザベス女王杯 2番人気14着)
ソーヴァリアント(前走チャレンジC1番人気1着)
ヒシイグアス(前走宝塚記念5番人気2着)
ラーグルフ(前走中山金杯1番人気1着)
(2) 近走重賞実績
このデータは昨年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、2014年以降の中山記念勝ち馬9頭は、全て「3走以内に芝1800m、もしくは芝2000mの重賞勝利実績」を持っています。
まだ冬場で馬体を絞りにくい時期でもありますので、やはり近走の重賞好走実績がポイントということでしょうか?
《中山記念勝ち馬:直近3走以内の芝1800m・芝2000m重賞好走実績》
22年:パンサラッサ(前々走福島記念1着・福島芝2000m)
21年:ヒシイグアス(前走中山金杯1着・中山芝2000m)
20年:ダノンキングリー(前々走毎日王冠1着・東京芝1800m)
19年:ウインブライト(前走中山金杯1着・中山芝2000m)
18年:ウインブライト(前々走福島記念1着・福島芝2000m)
17年:ネオリアリズム(3走前札幌記念1着・札幌芝2000m)
16年:ドゥラメンテ(前々走皐月賞1着・中山芝2000m)
15年:ヌゥーヴォレコルト(3走前ローズS1着・阪神芝1800m)
14年:ジャスタウェイ(前走天皇賞1着・東京芝2000m)
今年は以下3頭がこのパターンに該当していて、やはり軽視は禁物だろうと思います。
スタニングローズ(前々走秋華賞1着・阪神芝2000m)
ソーヴァリアント(前走チャレンジC1着・阪神芝2000m)
ラーグルフ(前走中山金杯1着・中山芝2000m)
以上、中山記念における好走データについての見解(その1)でした。
それではまたお会いしましょう。