今回は共同通信杯における3つのマイナスデータと1つの好走データをご紹介します。
よかったらレース攻略の参考にして下さい。
(1) 前走5番人気以下:0-2-2-24(過去8年)
過去8年間の数字を上記に記載しましたが、実際には過去20年間遡っても勝ち馬の出ていないマイナスデータ。
昨年は該当馬のビーアストニッシド(前走5番人気)が3着に入線していますので、無条件に切るのは危険とはいえ、共同通信杯は比較的堅い決着の年が多い重賞ですので、前走で5番人気以下だった馬は割り引きと考えても良さそうですね。
今年は以下3頭がこのマイナスデータに該当しています。
キョウエイブリッサ
シルバースペード
ロードプレイヤー
(2) 前走6着以下:0-1-1-23(過去8年)
汗をかきにくく馬体の絞りにくい冬場のレースは、近走好調な馬が好走しがちなことは過去の記事にも書いてきましたが、過去の共同通信杯の結果を見ても、前走6着以下に凡走した馬からは勝ち馬が出ていません。
今年は以下2頭が該当していますが、この2頭は全て前項と重複していますので、基本的に消しが正解のように感じています。
シルバースペード
ロードプレイヤー
(3) 4着以下が複数回ある馬:0-1-1-31(過去10年)
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、キャリアの中で複数回4着以下に敗れた経験のある馬は、過去10年間で0-1-1-31とほぼ全滅。
今年は以下3頭がこのマイナスデータに該当しています。
シュタールヴィント
シルバースペード
シーズンリッチ
(4) 前走新馬戦1着馬に要注意
近年の共同通信杯の結果を見ると、前走新馬戦1着馬の好走が目立ちます。
22年
①ダノンベルーガ 前走新馬戦(東京)1着
21年
②ヴィクティファルス 前走新馬戦(阪神)1着
③シャフリヤール 前走新馬戦(京都)1着
20年
③フィリオアレグロ 前走新馬戦(東京)1着
19年
*前走新馬戦1着馬の好走なし
18年
②サトノソルタス 前走新馬戦(東京)1着
*丸数字は着順を示します。
今年の出走馬の中では以下2頭がこのパターンに該当していますので、やはり軽視は禁物だろうと思います。
タッチウッド 前走新馬戦(阪神)1着
タスティエーラ 前走新馬戦(東京)1着
以上、共同通信杯における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。