今回はシルクロードSにおける3つのマイナスデータを活用して、消し込みによる候補馬のピックアップをしてみたいと思います。
よかったら皆様の予想の参考にして下さい。
(1) 通算出走回数
このデータは2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、近年のシルクロードSはキャリアの多いベテランが軒並み凡走しています。
具体的には下記の通り、キャリア23戦以上の馬がほぼ全滅。
◾️通算出走回数(過去5年間)
22戦以下:5-5-3-35(3着内率 27.1%)
23戦以上:0-0-2-40(3着内率 4.8%)
ちなみに今年は以下5頭が通算出走回数23戦以上のマイナスデータに該当していますので、割り引きが必要だろうと思います。
エイティーンガール
カイザーメランジェ
キルロード
ショウナンバニラ
ファストフォース
(2) レース間隔
このデータも2021年のJRAホームページに掲載されていたものをアレンジしたものですが、過去5年間のシルクロードSはレース間隔が中3週以内の馬はほとんど馬券に絡んでいません。
レース間隔を詰めて使われた馬がほとんど好走していないのは、調整の難しい冬場のレースにしては意外な気もしますが、このデータを見る限りレース間隔を開けて臨む馬は要注意と考えるべきでしょう。
◾️前走との間隔別成績(過去5年間)
中3週以内:0-0-1-34(3着内率 2.9%)
中4週以上:5-5-4-41(3着内率 25.5%)
ちなみに今年は以下4頭が中3週以内のマイナスデータに該当しています。
カイザーメランジェ 中2週
ショウナンバニラ 中3週
ジャスパージャック 中3週
ドグマ 中3週
(3) 前走人気
このデータは今年のJRAホームページに紹介されているものですが、GⅠを除く直近のレースで10番人気以下だった馬は0-0-2-38とほぼ凡走しているとのこと。
今年は以下5頭がこのマイナスデータに該当しています。
カイザーメランジェ 前走16番人気
キルロード 前走10番人気
シゲルピンクルビー 前走10番人気
マリアズハート 前走12番人気
レイハリア 前走16番人気
上記でご紹介した3つのマイナスデータの少なくとも1つ以上に該当している馬を割り引くと、残る馬は以下の9頭。
ウインマーベル
カフジテトラゴン
クリノマジン
グルーヴィット
シャインガーネット
テイエムスパーダ
トウシンマカオ
ナムラクレア
マッドクール
このデータだけを過信するのはもちろん禁物とはいえ、それでも今年のシルクロードSは、この9頭の中から少なくとも2頭以上が好走するのではないかと考えています。
以上、シルクロードSにおける消し込みについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。