昨日、一昨日の2日間で近年のチャンピオンズCの傾向を軽くチェックしてみましたが、今回は落ち穂拾い的に2つの好走データを確認しておきたいと思います。
皆様の予想の参考にしてください。
(1) 勝ち馬のパターン
このデータは2020年のJRAホームページに紹介されていたものをアレンジしたものですが、2015年以降の勝ち馬7頭は、過去2走がGⅠかGⅡ(JpnⅠかJpnⅡ)で、その2走共に、
・G I(JpnⅠ)なら5番人気以内
・GⅡ(JpnⅡ)なら2番人気以内
に支持されていた共通点がありました。昨日ご紹介した傾向とも関連しますが、チャンピオンズCはやはり格が重要ですので、前走、前々走で出走していたレースのクラスと人気が重要なポイントになりそうですね。
21年
① テーオーケインズ
前走JPnⅠ・1番人気、前々走JPnⅠ・4番人気
20年
①チュウワウィザード 前走JPnⅠ・3番人気、前々走JPnⅠ・3番人気
19年
①クリソベルリ 前走JPnⅡ・1番人気、前々走JPnⅠ・1番人気
18年
①ルヴァンスレーヴ 前走JPnⅠ・2番人気、前々走JPnⅠ・1番人気
17年
①ゴールドドリーム 前走JPnⅠ・2番人気、前々走JPnⅠ・4番人気
16年
①サウンドトゥルー 前走JPnⅠ・5番人気、前々走JPnⅡ・2番人気
15年
①サンビスタ 前走JPnⅠ・1番人気、前々走JPnⅡ・2番人気
※丸数字はチャンピオンズCの着順を示します。
ちなみに今年は以下2頭がこのパターンに該当しており、本命候補として注目しています。
クラウンプライド 前走JPnⅠ・2番人気、前々走JPnⅡ・ 2番人気
テーオーケインズ 前走JPnⅠ・1番人気、前々走JPnⅠ・1番人気
(2) リピーター
チャンピオンズCが開催される中京ダート1800mは、左回り、長い直線、急坂などやや特徴的なコースで、このコースを得意とするリピーターが生まれやすい舞台。
過去8年間のチャンピオンズCの好走馬をチェックすると、その多くが同コースの重賞・OP特別で好走実績を持っていたことが分かります。
21年
②チュウワウィザード(20年チャンピオンズC1着、19年東海S2着)
③アナザートゥルース(21年東海S2着)
20年
①チュウワウィザード(19年東海S2着)
②ゴールドドリーム(19年チャンピオンズC2着 、17年チャンピオンズC1着)
③インティ(19年チャンピオンズC3着、19年東海S1着)
19年
② ゴールドドリーム(17年チャンピオンズC1着)
③ インティ(19年東海S1着)
18年
該当馬の好走なし
17年
③コパノリッキー(15年東海S1着)
16年
①サウンドトゥルー(15年チャンピオンズC3着)
③アスカノロマン(16年東海S1着)
15年
①サンビスタ(14年チャンピオンズC4着)
③サウンドトゥルー(15年ジュライS1着)
14年
①ホッコータルマエ(13年東海S3着)
③ローマンレジェンド(14年ジュライS1着)
※丸数字は着順を示します。
2018年こそ不発に終わっているものの、過去8年間で14頭の該当馬が好走していますので、今年もリピーターには要注意と考えるべきでしょう。
今年は以下の4頭が該当しています。
オーヴェルニュ(22年東海S2着、21年東海S1着)
サンライズホープ(21年三宮S1着)
テーオーケインズ(21年チャンピオンズC1着、21年名古屋城S1着)
ハピ(22年鳳雛S1着)*鳳雛(ほうすう)
3日間に渡ってチャンピオンズCの傾向を探ってきましたが、なんとなく好走馬のイメージが浮かんできた感じがしますね。
これまでにご紹介した好走データと他の情報などを組み合わせて、このレースの最終予想につなげて行きたいと思います。
以上、チャンピオンズCにおける好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。