セントライト記念データ(後編)


今回はセントライト記念の好走データの中から、私が注目しているものを更に2つピックアップしてご紹介します。

セントライト記念攻略の参考にして下さい。

5.社台系生産馬

セントライト記念はクラシックに直結する重賞のため、社台系生産馬が活躍するのはむしろ当然のこととはいえ、近年はやたらと社台系生産馬の好走が目立ちます。

特に直近6年間に限定すれば、社台系ノーザンF生産馬が11頭好走しています。

21年

②ソーヴァリアント(生産:社台F)

③オーソクレース(生産:ノーザンF)

20年

②サトノフラッグ(生産:ノーザンF)

19年

①リオンリオン(生産:ノーザンF)

②サトノルークス(生産:ノーザンF)

18年

②レイエンダ(生産:ノーザンF)

③グレイル(生産:ノーザンF)

17年

①ミッキースワロー(生産:ノーザンF)

②アルアイン(生産:ノーザンF)

③サトノクロニクル(生産:ノーザンF)

16年

②ゼーヴィント(生産:ノーザンF)

③プロディガルサン(生産:ノーザンF)

※丸数字は着順を示します。

ここまで明確な傾向が続いている以上、今年も社台系生産馬には注意が必要ですね。

出走馬を確認したところ、今年は8頭の社台系生産馬が出走していますが、例年以上に社台F生産馬の出走が多く、むしろ社台F生産馬に注意が必要かも知れないと考えています。

【社台F生産馬】

アスクビクターモア
オニャンコポン
キングズパレス
ボーンディスウェイ
ロンギングエーオ

【ノーザンF生産馬】

マテンロウスカイ
ローシャムパーク

【追分F生産馬】

ガイアフォース

6.勝ち馬の条件

このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものですが、過去10年間の勝ち馬10頭中9頭は、以下のいずれかに該当しています。


a. 3歳時に重賞勝利実績あり:7頭

b. 3歳時の重賞で勝ち馬に0.1秒以内の好走実績あり:2頭

*2022年JRAホームページより引用


今年このパターンに該当しているのは以下の3頭。

アスクビクターモア ディープ記念1着
ベジャール 毎日杯0.1秒差2着
ボーンディスウェイ ディープ記念0.1秒差3着

とりあえず現時点の本命候補として注目しています。

以上、セントライト記念における好走データについての見解でした。

それではまたお会いしましょう。


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