今日と明日の2日間で、私が注目している新潟2歳Sの傾向をまとめてみます。
レース攻略の参考にして下さい。
1.前走日付
夏競馬もいよいよ終盤に差し掛かっていますが、今週は新潟2歳Sの攻略を目指して、過去の傾向を確認して行きたいと思います。
今回ご紹介するデータは元々は2014年のJRAホームページに掲載されていたものを、その後毎年のようにアレンジしていったものですが、近年の新潟2歳Sはその馬の人気に関わらず、なぜか「前走が7月7日から7月31日までの馬」が好走し続けています。
近年は2020年、2017年と2度の不発があるものの、まずは以下に好走例を挙げてみます。
21年
③ オタルエバー 前走7月24日 2番人気
20年
不発
19年
②ペールエール 前走7月20日 3番人気
18年
①ケイデンスコール 前走7月30日 1番人気
③スティルネス 前走7月8日 8番人気
17年
不発
16年
①ヴゼットジョリー 前走7月23日 3番人気
15年
②ウインファビラス 前走7月26日 12番人気
③マコトルーメン 前走7月26日 8番人気
14年
③ニシノラッシュ 前走7月12日 6番人気
13年
①ハープスター 前走7月14日 1番人気
③ピークトラム 前走7月14日 7番人気
12年
①ザラストロ 前走7月14日 3番人気
②ノウレッジ 前走7月14日 10番人気
③サウンドリアーナ 前走7月14日 9番人気
11年
①モンストール 前走7月16日 4番人気
②ジャスタウェイ 前走7月23日 1番人気
※丸数字は着順を示します。
とりあえず過去11年分をピックアップしてみましたが、上記の通り好走馬33頭中15頭がこの好走データの該当馬。
なぜ「前走が7月7日から7月31日までの馬」が好走するのかは分かりませんが、経験の浅い2歳重賞だけに、レース間隔を開けることはマイナス。
また疲れが残りやすい夏場のレースのため、あまりにレース間隔が近くてもマイナス。
そのほど良い間隔が、「前走が7月7日から7月31日まで」になるのかも知れません。
いずれにしても、これだけ該当馬が好走し続けると、今年も無視できませんね
とりあえず今年の出走馬を確認したところ、以下の3頭がこのデータに該当していました。
アイスグリーン 前走7月23日
スタンレー 前走7月15日 *前走地方競馬
タマモブラックタイ 前走7月9日
上記の通り近年は毎年のように該当馬が好走しているデータだけに、当然ながら軽視は禁物だろうと思います。
2.前走馬体重450kg〜480kgの馬に要注意
新潟2歳Sは新潟外回りで開催される重賞ですが、長い直線と急なコーナーが特徴的なこのコースは、コーナーを起用に回りきれない大型馬や、長い直線をこなすスタミナに欠ける軽量馬に不利な舞台。
過去4年間の好走馬12頭中をチェックしたところ、前走の馬体重が450kg以上480kg以下の、いわゆる軽すぎず重すぎずの馬が毎年馬券に絡んでいました。
21年
①セリフォス 前走480kg
②アライバル 前走474kg
③オタルエバー 前走468kg
20年
①ショックアクション 前走488kg
②ブルーシンフォニー 前走464kg
③フラーズダルム 前走454kg
19年
①ウーマンズハート 前走456kg
②ペールエール 前走500kg
③ビッククインバイオ 前走478kg
18年
①ケイデンスコール 前走458kg
②アンブロークン 前走500kg
③スティルネス 前走420kg
17年
①フロンティア 前走454kg
②コーディエライト 前走446kg
③テンクウ 前走444kg
※丸数字は新潟2歳Sの着順を示します。
今年の出走馬の中で、前走の馬体重が上記の好走ゾーンに入っていた馬は以下の3頭。
ウインオーディン 前走458kg
シーウィザード 前走456kg
バグラダス 前走468kg
過去データから考えると、要注意の3頭だと思います。