(1) 前走
北九州記念の過去10年間の前走別成績を見ると、以下の4レースからの臨戦馬が好成績を残していることが分かります。
前走アイビスSDに出走して、上がり3位以内の末脚を繰り出した馬が、北九州記念でしばしば好走していることは昨日の記事に書いた通りですが、ところが成績だけで言えば前走佐世保S組からの臨戦馬が抜けている感じですね。
また今年も昨年に引き続き、CBC賞が小倉で開催されていまので、昨年同様直結する可能性も否定できません。
(昨年は前走CBC賞組のワンツーゴール)
今年上記のローテーションから臨戦する馬は以下の9頭。
《前走アイビスSD》
②シンシティ
④レジェーロ
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《前走CBC賞》
①テイエムスパーダ
②タイセイビジョン
③アネゴハダ
⑤メイショウチタン
⑫ファストフォース
⑰モントライゼ
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《前走佐世保S》
①ディヴィナシオン
*丸数字は各レースの着順を示します。
上記の中でも特に注意すべきは前走CBC賞の上位入線馬、テイエムスパーダ、タイセイビジョン、アネゴハダの3頭、穴で面白いのはメイショウチタン、ファストフォース、ディヴィナシオンの3頭のように感じています。
(2) JRAホームページ掲載データ
このデータは今年のJRAホームページに掲載されているものをアレンジしたものですが、過去10年間の勝ち馬10頭は全て、以下2点をクリアしているとのこと。
・7月から9月1週目までのレースで1勝以上
・同期間のレースで3着内率50%以上
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とりあえず2014年以降(過去8年間)の勝ち馬とその成績をピックアップしてみます。
上記の通り、いずれも夏競馬での実績があったことが分かりますね。
夏競馬は夏馬を狙えということでしょうか?
ちなみに今年は以下9頭がこのパターンに該当しています。
アネゴハダ 1-0-2-0(100.0%)
カフジテトラゴン 1-0-0-0 (100.0%)
カワキタアジン 1-1-1-3 (50.0%)
シンシティ 1-1-0-1(66.7%)
テイエムスパーダ 2-1-0-0(100.0%)
ディヴィナシオン 1-1-0-2(50.0%)
ナムラクレア 2-0-1-0(100.0%)
ファストフォース 3-3-0-3(66.7%)
モントライゼ 1-1-0-2(50.0%)
以上、北九州記念における好走データについての見解でした。
それではまたお会いしましょう。